G線上のあなたと私 6話:也映子「誕生日は自分を見ていてくれる人を数える日」が刺さる
2019年11月19日に放送されたドラマ『G線上のあなたと私』6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。感想については、TV放送後のTwitterの反応と共にお伝えします。
6話では、「誰からも見てもらえない」と嘆く也映子に注目。
発せられる言葉一つ一つが共感を呼び胸に刺さります。
『G線上のあなたと私』の動画は「Paravi」にて配信されています。
※記事公開時の情報に基づくものです。
『G線上のあなたと私』6話のあらすじネタバレ
婚活サイトを退会した小暮也映子(波瑠)と、久住眞於(桜井ユキ)に恋とか愛以外でならまた会おうと言われた加瀬理人(中川大志)。2人は、サンコン(3人のコンサート)に向けて練習するためにカラオケに集まります。しかし、そこへ理人のことが好きな同級生、清水結愛(小西はる)が入ってきました。也映子は2人の可愛らしい様子を見ていたたまれなくなり、出て行きました。その日は也映子の誕生日でした。
理人の部屋に、兄の加瀬侑人(鈴木伸之)が眞於と会ったことを話しに来ました。理人は怒りますが、侑人は眞於の手の病気のこと、バイオリンばかりになってないかが気になっており、放っておけないというのです。そして、理人が眞於のことを本気ならば応援すると言ってきました。
北河幸恵(松下由樹)は姑の通う病院で、理人とばったり鉢合わせます。そこで、也映子が元婚約者の父親の見舞いに行ったことを幸恵から聞き、理人はなぜだか納得できません。
そして3人での練習会、也映子は3人で練習出来ることの喜びを噛みしめます。しかし、その様子を見た理人は、元婚約者を思い出しているんだろうと也映子を責めはじめます。そしてお互いの事を言い過ぎ口論になってしまいました。陰から見て、自分のせいだと感じる幸恵。
也映子と理人、2人だけの練習日、理人は寝坊してしまいます。理人が慌てて支度をすると、バイオリンの弓が壊れます。也映子は仕方なく従姉妹の渡辺晴香(真魚)をカラオケに呼び出して、自分は誰にも気にかけてもらえないから誰かに執着してしまうと漏らしてしまいます。そしてその帰り道、約束をしていたはずの理人が大学の仲間たちと遊んでいるところを見かけてしまいます。
並木楽器店で眞於が生徒とスタッフから誕生日のお祝いをしてもらっている姿を也映子は眺めていました。教室で「同い年の誕生日も近く血液型も同じで運命が同じですね。実際同じ経験していますし。」という眞於に、也映子は「どこが同じなのか、眞於先生は一生誰からかに放っておけないと言われる愛される存在です。自分は違って普通で誰からも気にしてもらえない、辛いです。」と言ってしまいます。そんな也映子に眞於は「そんなのは自分で言わないのに気にしてもらえるわけがない。やっぱり私たちは全然違う。」と言い放ちます。
幸恵の家では、夫の北河弘章(小木博明)が、1人8000円するディナークルーズに家族で行こうと言ってきます。幸恵は家計が苦しいのにそんな事を勝手に決めたのかと怒りをぶつけます。そしてすぐさま自分が言い過ぎたと後悔します。そこへ也映子から電話が入り、2人は話すことになります。也映子の話を聞くだけ聞いて解散した2人ですが、心は満たされていました。
ある日、楽器店に新しいバイオリンを見に行った也映子は、壊れた弓を持った理人に遭遇します。也映子も弓を変えることにし、試しに弾いてみることになります。理人は自分が弾いているのを聴いていた也映子に「おれ、好きかも。…バイオリン」と意味ありげに言います。そして、也映子の誕生日が近かったと知った理人から、思いがけず誕生日プレゼントをもらいます。感動する也映子は、自分を見てくれていたと涙が溢れてしまいます。理人は、周りの人から女性を泣かせたと思われたくなくて、也映子の腕をとり、その場を逃げようとします。楽しそうな2人。そこに結愛とばったり合ってしまい…。
『G線上のあなたと私』6話の視聴者の声は?
『G線上のあなたと私』6話を見てどう思ったのか、Twitterでの反響をまとめました。
「誕生日は自分を見ていてくれる人を数える日」が心に刺さる
今回は、也映子の「誕生日は嫌いだ。自分を見ていてくれる人を数える日みたいで、嫌だ」という台詞が軸になっていて、そこから派生したいくつもの台詞に、ぐさぐさ刺された。「自分が見ている人」を「自分を見ていてくれる人」にすることの難しさと、そうできないことの苦しさ。#G線上のあなたと私
— おなか (@HNamachiri) November 19, 2019
自分を見ていてくれる人を数える日
そうなのかも。
いつかのおめでとうが
あんなにも染みたのも
もらえなかったおめでとうに
平気なふりしてあんなにも落ち込んだのも私を見ていてくれる人の存在に
一喜一憂しているってことなのかもなぁ、とか#G線上のあなたと私 pic.twitter.com/FlCmrSxcgF— ヨーコ (@jaejaeo) November 19, 2019
ここ涙でた😂
理人くん、ちゃんと見ててくれてたね🥺❤️#中川大志#G線上のあなたと私 pic.twitter.com/AJNKSR6qXf— hiropin☆* (@RdWj3) November 19, 2019
也映子が言ってたのも分かる、すっぽかされて無視されても謝られないし、ひどいこと言われてるし、「自分は気にされてない人間なんだな」って思っちゃうのはこういうところだよね~… 理人くんも眞於先生相手だったら寝坊してもすっ飛んでいって謝ってただろうし#G線上のあなたと私
— ハリセン実況支部 (@pic_tvkan) November 19, 2019
ほっとけないタイプとほっておいて大丈夫なタイプ
也映子ちゃんの発言わかりみが深い
そして私も後者
まお先生の発言はちょっと矛盾してる気がする#G線上のあなたと私— ぽめ (@piyopiyo831) November 19, 2019
まお先生が言ってることは確かなんだけど、
それはそうやって素直に言って手を差し伸べてくれる経験がたくさんあったからだよなきっとまお先生にはわからんだろう#G線上のあなたと私
— み@ドラマ感想用 (@mmrd333) November 19, 2019
也映子と眞於の誕生日が近いことで、家族以外誰からも気にかけてもらえなかった也映子と理人をはじめ周囲の人から気にかけてもらえる眞於の対比が切なかったです。それを眞於に愚痴る也映子もアレですが、眞於の正論返しも辛辣だなあと。「察してちゃん」になる気持ちは共感できます。女子が(男子も?)自分の誕生日に対して無意識に思っていることを「自分を見ていてくれる人を数える日」と言語化したのが秀逸でした。
『G線上のあなたと私』6話まとめ
也映子ちゃんと幸恵さん…バイオリンで繋がったゆるい関係かもしれないけれど悲しい時や辛い時に話を聞いたり、聞いてもらったりしてお互い元気になれるとても大切な存在だと思います。年齢も生活している環境も違う二人がバイオリンを通して出逢えて本当に良かったです☺#G線上のあなたと私 pic.twitter.com/OCgxyjF951
— chamong-tea (@TeaChamong) November 19, 2019
バイオリン三銃士の関係について…。売り言葉に買い言葉とはいえ、理人の「執着」という言葉はそれなりにショッキングですが、幸恵が「いい関係なんじゃないかな」と明るく言ってくれることで、ぱあっと気持ちが軽くなるような気がします。微妙な人間関係の中にいる当事者は、感情の揺れがあり生きていくのが大変そうですが、やはり幸恵の「あ~あ~若返りたい」で、それって青春なんだなと気づいたり。嫁&姑が時間差で「若返りたい」「ムリですよ」の応酬をしているのも笑えました。
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